セッティングって何?

一言で申し上げますと気持ちよく乗れないオートバイを気持ちよく乗れるようにすることがセッ

ティングです。ノーマルでも気持ちよく乗れない場合が多々あります。色々な問題で最高の調子

とは限らないからです。ノーマルのセッティングというと疑問に思う方も多いと思いますが、ノー

マルも最高の調子を出してあげることにより全く別の乗り物に変わります。マフラー等を交換し

た場合はなおさらですがノーマルの時に出なかった症状が出てきます。低速がぎくしゃくして乗

りづらくなった,始動性が悪くなった,アフターファイアーを起こすようになったなった、等です。

キャブレターの場合自分で何とか出来たりする場合もありますが,インジェクションになると皆さ

ん結構手こずっておられるようです。簡単に書いてしまいますとキャブもインジェクションも同じ

アイドリングから全開域まできっちり空燃費が決まっていれば、そのバイクは間違いなく調子よ

く動いているはずです。調子の良い空燃費とは13〜14。バイクにより最適値は異なりますが

全域で13〜14近辺でまとまっていれば問題なく走れます。最適値はバイクと相談して決める

しかないのですが、参考までに以下にグラフを掲載いたします。

GSX−R1000:セッティング前の初期状態、マフラー、アクラボエボリューションポンプトラブルもあったためかなりひどい状態です。これではバイクは思ったほどは走りません。  かなり扱いづらい状態です。

下のグラフ:ポンプ交換、セッティング後の完調状態。(KENZコントローラー)空燃費を理想のところに持って行くことにより、馬力、トルクも本来もっている理想のラインを描くようになります。いつでも、どこでも、どこから開けても思ったようにバイクが走ってくれる状態です。(サブコンはリセッティングが必要です)


下のグラフ:GSX1200S パワーフィルタープラスダイノジェットSTV デュプレックスサ       イクロンご自分でセッティングされた状態ですが出口が見つからず持ち込まれた      状態です。スローが薄く、メインジェットが濃い状態です。針の段数は合っていま      す。メインジェットがかなり濃かった為プラグは真っ黒でした。

下のグラフ:スロージェットを2.5番上げ、メインジェットを10番下げたグラフ               スローはあと5番ぐらいアップ、メインジェットは10番から20番ダウンになるか?      この後オーナー事故のためセッティング中止。後日再開。

下のグラフ:XJR1200 マフラー ノジマ:チタンフルエキゾースト                      マフラーを取り替えたら調子悪くなった。アフターファイアーが凄い。               とても乗れた物ではないし、音も悪いということでセッティングに出されました。

下のグラフ:セッティング完了状態 真夏のセッティングのためメインジェットは若干濃いめにして       あります。春秋に空燃費14フラットになるようにセットしました。調子よく、音も最高、       ノジマ本来の音になり大満足,走行50,000kmの1995年型は友人に自慢のバイ       クとなりました。

完調なオートバイは自分も気持ちよく乗れますし、音も最高に良い音が聞けます。何よりバイクが長持ち、調子が悪いとそれが原因で駄目になる部分も出てきます。まずは最初に空燃費診断 一回¥5,250 セッティングにそのまま移行される場合は無料となります。自分のバイクが今どういう状態にあるかまずは知ることから始めましょう。調子が良ければそのままで良いのです。一年に一度人間と同じように調子が良いのかどうか見てあげましょう。

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開け始め以外は理想の空燃費ライン

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